今回は全体編、readingパート編の続きとして、TOEICの攻略法listening編を紹介します。全体編、readingパート編は以下の通りです。
全体編はこちら↓

readingパート編はこちら↓

readingパートに続き、テクニック的なところを紹介しますので参考になれば嬉しいです。私はTOEICのスコアが915点ですので、990満点の人とは違った視点からお伝えできることがあると思います。
WHY – なんで先読みが重要なのか
listeningパートは以下の構成になっています。
パート2(応答問題) 25問
パート3(会話問題) 39問
パート4(説明文問題) 30問
上記100問中、先読みの効果があるのはパート3とパート4の全体の69%になります。先読みを知っておくだけで69%の問題を有利に解けるので非常に効果が高くて重要です。パート3とパート4はそもそもどういった問題形式かというと、1つの設問に対して質問が3問あります。パート1やパート2では1問1答だったのに対して、パート3とパート4では、1連の会話や説明の内容に関する質問が3問あります。1つの質問への解答に集中していると他の2つの質問に解答できないようになっています。そのため、先に3つ質問を読んで解答すべき内容を把握しておくと非常に有利なります。
WHAT – 先読みとは何か
先読みとは、設問の解答時間中に次の設問の質問と選択肢を先に読んでおくことです。問題文が終わったら質問と選択肢の読み上げが始まりますが、それを待たずに解答用紙にマークします。これをするためにはパート3の一番最初の設問が重要です。パート2が終わってパート3が始まるまでの説明アナウンスの間にパート3の最初の設問の3つの質問と選択肢に目を通します。そうすると、何が聞かれるかわかった状態で問題を聞くことができるので、問題の中に答えが出てきたらチェックすることができます。それを2つ目の設問以降も続けていきます。
HOW – 先読みの鍛え方
先読みは慣れが必要です。そのため、問題集として最もクオリティの高い公式問題集を用いた慣れ方を紹介します。あとはシンプルにリスニング力も重要ですのでその鍛え方についても少し紹介します。
繰り返し公式問題集を解いて先読みに慣れる
先読みは、常に先の問題を意識する必要があります。問題が終わったら次の問題に目を向ける癖をつけるというか慣れが必要になります。そこでその慣れに適しているのが実践レベルに最も近い公式問題集を解くことになります。問題の難易度が少しでも高くなるとリズムを身につけるのが難しくなります。問題の質が大切になってくるので公式問題集で勉強するのが重要です。
公式問題集はこちら↓
TEDでリスニングを鍛える
listeningパートなので当然純粋なリスニング力も必要です。リスニング力はオンライン英会話で鍛えるのが良いと全体編でお伝えしました。それ以外では、リスニング強化には英語を聞く量が重要ですので、TEDを聞くのがおすすめです。TEDは各分野の講演を英語で聴くことができるアプリです。アプリの中にたくさんのスピーチ動画があります。全て無料でダウンロードすることができます。1日10分でよいので、シャドーイングしてみてください。
WHO – 誰におすすめか
readingパート編と同じく800点以下くらいであればどんな人にもおすすめだと思います。前もって先読みしておくことで良い準備になります。おそらく、990点の人も同じようにlisteningしているのではないかと思います。
まとめ
listeningパートはパート3,4が69%を占めていて、先読みがとても効果的と紹介しました。実践してみると効果を実感できると思いますので、まずは公式問題集を買って練習してみるのが良いかと思います。
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