今回は、2013年に発行、約8年経った今も人気の本“ゼロ秒思考“が、なぜこんなにも多くの人から薦められるのかを考えます。個人的には、この本が合う人と合わない人がいるかなと思いましたので、参考になれば嬉しいです。
インパクトのあるタイトルなので、本のタイトルは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。ビジネス書に位置付けられ25万部を超えるベストセラーになっています。
WHY – ゼロ秒思考が世間の評価が高い理由
ゼロ秒思考がなぜ世間の評価が高いか私なりに考えてみました。
理由② 本自体が読みやすい
理由③ みんな悩んでいる
理由① メモ書きが実践しやすい
ビジネス本は内容をインプットして終わりの本が多い中で、この本はアウトプット主体で且つ方法がシンプルで実践しやすいです。A4の紙とペンだけ準備すれば良く、1日10分あればよいので、朝10分早く起きたりして意識的に10分メモ書きの時間を作ればできるので、そういった実践のしやすさが他の本との差別化ポイントかなと思いました。
理由② 本自体が読みやすい
読みやすい内容でさらっと読める本です。私は3時間もかからず読み終えました。2周しても1週間もかかりませんでした。214ページあるため、パッと手に取った時は軽めな感じの印象は受けませんでしたが、実際に読み始めると非常に読みやすくさらっと読み終えました。
構成もわかりやすく、1,2章がゼロ秒思考のメリット、3章以降がメモ書きの方法となっています。本の中にも記載がありますが、時間がない人は3章から読み始めることもでき、おそらく1,2時間で読み終わります。個人的には1章から読むことをおすすめしますが、とにかく方法が知りたい人は3章以降からでもOKです。
理由③ みんな悩んでいる
冒頭にお伝えした通り、25万部のベストセラーになるほど多くの人に読まれているということは、みんな悩んでいるのだと思いました。みんな整理したい悩みを持っていて、それをメモ書きというシンプルな方法で解決できるというので多くの人に刺さっていると思います。
私もメモ書きを実践してよく頭の中を整理しています。頭の中の整理や見える化をすることで、悩みがわかりやすくなります。
WHAT – 読んでみて思ったこと
ここまでは、世間の評価を私なりに考えてみましたが、ここからは私が思う合う人と合わない人について考えてみます。結論としては、概要だけ知りたい人は、要約記事や動画で十分な気がしました。本書のポイントが絞りやすいがために要約もしやすく、むしろ要約の方がわかりやすい場合もあります。とはいえ、読んで面白い本ですし、1章や2章の前段の部分を読んだうえで3章に入ることが大切だとおもいます。
私個人的には“7つの習慣“や“イシューから始めよ“といった本質的な考え方、物事に対する汎用性のある捉え方の本の方が好きで、繰り返し読んで理解を深めていき、読むごとに毎回新しい発見があるような本が好きな人は合わないかなと思いました。
HOW – メモ書きの仕方
やり方はお伝えした通りシンプルで、1日10分メモ書きをするだけです。これにより自分の考えが整理できます。フォーマットは、A4横書きで左上に日付とタイトル、4〜6行タイトルについて考えたことを書くだけです。これを1枚1分、1日10枚やるだけです。
個人的には紙の用意が面倒かなと思いました。本では裏紙を使うと記載がありますが、最近印刷しないので裏紙がありません…
詳しくは本書に具体的にテーマの設定方法等から書いてありますので一読されると良いと思います。
WHO – 誰にこの本がおすすめか
全ての方におすすめですが、特にビジネスマンにおすすめです。頭の中を整理する方法としては一番良いと思います。仕事以外でも悩みを整理するのにもとても良いと思いました。私も2周読んでしまいました。何か頭を整理させる解決策をお探しの方にはおすすめです。ただ、7つの習慣のような読み込みたい方は別の本でも良いかもしれません。
まとめ
以上が“ゼロ秒思考“はなぜこんなにも多くの人から薦められるのか私が考えた理由でした。メモ書きというおすすめする側にもわかりやすいキーワードがあるのでおすすめしやすいのもあるかもしれないですね。
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