今回は2018年発行の“1分で話せ“を紹介します。発行部数45万部突破のベストセラーです。
WHY – なぜこの本を読んだのか
ベストセラーで多くの人々読まれていることと、様々な人がおすすめをしているのでどんな本なのか気になって読みました。
タイトル的に簡潔に話すスキルについての本なのかと思いました。ビジネスに必要なスキルについての本なのかと思い気になりました。結論から話せとよく言われますが、自分自身その通りだと思っているのでこの本のタイトルは私に刺さりました。
WHAT – 読んで何を思ったか
なんでベストセラーになったのかというと分かりやすく、効果が出やすいからだと思いました。また、話し方といった手段をメインに記載している本なので読みやすいです。
しかし、個人的には7つの習慣やイシューからはじめよといった本質的な考え方の本が好きです。手段ばっかり覚えてもその手段をなぜやるのかを本質的に理解していないと頭でっかちになってしまうと思います。何かを伝えたい時は右脳と左脳に働きかけると効果的と記載がありました。ロジカルに伝えることで左脳に働きかけるのはもちろん、イメージが残るように左脳にも働きかけよう、と書いてあります。しかし、私に刺さったのはどちらかというとそう言った伝え方より、伝えたことに対して聞き手をその通りに動かすことができるかが重要と書いてある前半部分のページです。スライドがきれいとかデリバリーがうまいとかは単なる手段であって、最終的に聞き手が何を求められているのかを把握し、そのアクションをしてくれるように説得できるかが重要です。聞き手に何かを承認してもらいたいのか、商品を買ってもらいたいのか、ある作業をしてもらいたいのか色々あると思います。伝わらないと意味がありません。
HOW – どのように活かすか
“1分で話せ”のポイントを3点あげると以下の通りだと思います。これらのポイントを頭に入れた上で伝えると聞き手にも伝わりやすい話し方ができると思いました。
・人は80%の内容を聞かないので、伝えたいことをシンプルに伝える
・右脳と左脳に働きかけるため、ロジカルかつイメージが湧く表現を心がける。抑揚をつけて伝え、重要なポイントがわかるようにする。
・印象的になるように超一言キーワードを盛り込むと何が言いたいのかわかってくれるようになるし話しやすくなる
WHO – 誰におすすめか
誰にでもおすすめです。誰かに何かをやってもらいたいことはみんなあると思います。その時にはこの本の内容が生きると思います。ビジネスシーンだけでなく、普段の生活でも使えるので取り入れられると良いと思います。
まとめ
プレゼンの本であるような内容かなと思いました。分かりやすいと言う意味では良い本だと思います。
私もまずは相手が動くことにフォーカスして伝えられるように意識していきます。
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