タイトルにもある通り、生きていく上でのヒントとなるような考え方を教えてくれる本です。7つの習慣と比較するととても読みやすいのでおすすめです。7つの習慣は考え方というよりもはや原則なので。ただ、7つの習慣は全ての本の中でいちばんおすすめです。

ITの発達や経済の発展により、私たちの周りはとても複雑です。コンビニ行っても支払い方がたくさんあってよくわかんなくなって前までは現金一択で考えなくて済んで楽だったなあとか、インターネットやらSNSやら情報源が多すぎてよくわかんなくて前まではテレビと新聞で楽だったなあとかあると思います。コンビニでお金を払う、情報を収集するという本質は変わらないはずなのに何やら頭を悩ませないといけないことが多いです。そういった状況の中で、できるだけ物事を簡単にクリアにしようよという本です。
WHY – なぜこの本を読んだか
基本的に本を読むときは『中田敦彦のYouTube大学』で面白かった本を読むようにしています。あとは発行部数が多い本にしています。それに合致したので読みました。あとは表紙がおしゃれなので本棚にあると良い感じになるので選んだだけです。一番はYouTube大学で紹介されていたからですね。
WHAT – 刺さった思考法トップ3
この本では、52の思考法を紹介していますが個人的に刺さった思考法トップ3を紹介します。
16.自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
『能力の輪』を見極めることが重要とあります。自分は何ができなくて何ができるのか、何に向いていて何に向いていないのか、これを知ることは意外と難しくとても大切です。自分の向いていることを認識してそこにフォーカスした方が楽しいし充実感があると思います。自分に向いていることを知るのは難しいと思います。様々なことを経験して、これは楽しかったな、これはつまらないな、この状況だとストレスが溜まるなみたいなのを意識的に感じとる必要があります。そうするとなんとなく自分に向いていることがわかってくるんじゃないでしょうか。
6.戦略的に「頑固」になろう
誓約を100%全うするのは99%全うするより楽とあります。まさにその通りで何があっても朝6時に起きようと決めている人は、お酒飲んだり、テレビを見たり、仕事が遅くなったりしたら6時に起きないようにすることは何もなかった時に朝6時に起きるのがしんどくなります。時には飲み会だってあるし、オリンピックは夜中にあるし、仕事はトラブルになります。その都度柔軟にするより習慣にした方が最終的に楽です。判断できる状況を作ってしまうと人間は弱い生き物なので楽な方に逃げようと絶対にしてしまいます。何があっても実行することは意外と楽です。
30.不要な心配事を避けよう
考えられる限り最悪の結果を想像し、そこに対して自分がやり切ったと思えるまで準備や対策をすれば大概のことは問題ないという意識が大事だと思います。自分ができることは『能力の輪』の中だけなのだから、そこにフォーカスしてやり切れば不要な心配事は頭から離れていきます。そのためにも自分ができることやるべきことを整理して自分が納得するまでやり切ることは不要な心配事を減らせる効果的な方法だと思います。そこまでしても頭から離れない心配事は自分だけでは対応できないのですぐに他の人に相談した方が良いと思います。
HOW – どのように活かすか
52の思考法がありますが、まずは特に身近なものに絞ろうと思います。それを身につけることができたら次のものにシフトしていこうと思います。まずは今回紹介した3つを自分自身でしっかり身につけたいと思っています。
まとめ
この本はまさに考え方の道具箱でした。これらの考え方を身につけておくとあらゆる場面で物事がシンプルになると思います。この本は何度も読み返したいと思いました。
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