今回は倉庫内の場所を表すロケーションについて学んでいきたいと思います。
ロケーションは保管場所を表すことだけでなく、その商品の在庫ステータスを表すことでも活用することができます。
うまく活用することで庫内作業が効率的になりますので倉庫管理する上で重要なポイントです。
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ロケーションとは
言葉の通り商品の保管場所を表す概念です。倉庫内の住所のようなもので倉庫の棚レベルで住所を割り当てることでどの商品がどこにあるのかすぐに見つけることができます。
基本的には、列・連・段でロケーションを設定します。これにより具体的にどの棚のどの場所を指すか分かります。
ロケーションにバーコードを貼っておき、商品を格納するときに商品とロケーションのバーコードを紐付けることでどこに何がいくつ格納されているかが分かるようになります。
固定ロケーションとフリーロケーション
このロケーションを考える際に一緒に考えないといけないのが固定ロケーションとフリーロケーションという在庫をどのように保管するかのルールです。
固定ロケーション:商品毎に保管する場所を決めて毎回そこに格納
フリーロケーション:ロットや消費期限など一定の単位で空いてるロケーションにその都度登録して格納
具体的に違いを理解するためにお互いのメリットデメリットを整理しました。
ロケーションの更なる活用
ロケーションには住所のような意味を持たせる以外にも商品の在庫としてのステータスを持たせる形で使うことができます。
代表的な仮ロケーション、保留ロケーションについて紹介してロケーションの使い方のイメージを深めてみたいと思います。
仮ロケーション:入荷時など本ロケーションが決まるまでの在庫の仮置き場として使います。仮ロケで在庫を一時的に保管し、入荷検品などを済ませた後に本ロケに移動します。
保留ロケーション:商品が破損していたり誤っていたりしたら商品を出荷できないので、在庫として引き当てされない商品となるように使います
まとめ
ロケーションはその倉庫ごとに適切な運用がありますので一概にこれが良いとは言えないです。倉庫の大きさによって仮ロケ、保留ロケが作れない場合もあります。適切なロケーション設定が庫内作業の効率化、高品質化につながります。
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