今回は積立NISAとiDeCoどちらがどんな人におすすめか整理しましたので紹介します。私自身、積立NISAはやっていますが、iDeCoはやってなくて10月から始めようとしています。
積立NISAもiDeCoも基本的に数十年単位で積み立てて運用するものになります。銀行にお金を預けても利息が全くなく元本から増えなかったり、iDeCoだと住民税や所得税が減額されるのが大きなメリットです。とはいえデメリットもありますので積立NISAとiDeCoの比較表で整理していきます!
積立NISAとiDeCoの違い
違いを整理する前に積立NISAと iDeCoがよく比較される理由を理解しておきます。それはどちらとも投資信託やその他で長期で積み立てていくということです。冒頭お伝えした通り将来に向けてコツコツ貯金するというのが共通点です。積立NISAとiDeCoを表の通り整理してみました。大きなポイントは現金化タイミングの違いです。
積立NISA |
iDeCo |
|
最長投資期間 |
20年間 |
65歳まで |
年間投資可能金額 |
40万円 |
人による(会社員は27.6万円、24万円) |
主な対象商品 |
投資信託 |
投資信託、定期預金等 |
税制優遇 |
運用益が非課税 |
所得税、住民税控除、運用益が非課税、受取時税金控除 |
現金化タイミング |
好きなタイミング |
60歳以降 |
まとめ |
ライブイベントに向けた資金準備 |
定年後の資金準備 |
それぞれ比較したメリットデメリット
では、具体的にお互いを比較してメリットデメリットして見ましたので見てみましょう。
積立NISA |
iDeCo |
|
メリット① |
積立可能上限額が多い |
所得税、住民税が控除 |
メリット② |
いつでも引き出せる |
実は元本確保型の商品もある |
デメリット |
iDeCoと比較して金額面でのメリットが少ない |
60歳以降にならないと引き出せない |
ポイントはiDeCoの方が金額面でのメリットが大きいけど引き出すタイミングが自由ではないことです。iDeCoは元本確保型の商品もあり、投資信託からそちらの商品にスイッチすることもできます。ある程度利益が出たら利益確定するような形で元本確保型の商品に移すことができます。とはいえ60歳以降にならないと引き出すことができないのはかなりのリスクです。
おすすめな人
これまでの整理結果をまとめると現金化タイミングがポイントと分かりました。
積立NISA
定年前の早いタイミングで資金が必要になる人
iDeCo
定年後まで資金が必要にならないので税金上の優遇を大きく受けたい人
まとめ
今の時代は、銀行に預けてもお金は増えないので、お得にお金を増やせるように使えるものは使うのは大切だと思いました。
コメント